前回の続きみたいなブログです。
前回「単語テストの予告をしておいて、準備してこなかったら叱ります(怒りませんが)」みたいなことを書きました。
前言撤回w
ちょっとイラッとしました(笑)
生徒たちが学校のテスト前にもよく言ってるアレですが、「今日の単語テストの勉強なんにもしてきてないねんwww」みたいなことを悪びれる様子もなく笑いながら話してました。
イラッとしたんですw
それで授業開始のときに少し時間をもらってお話をしました。
「君たち。塾に来たら『成績を上げてもらえる』と思ってない?違うよ。『成績を上げる』のは君たちの仕事なんだよ。
じゃあ塾は何をするところかというと『成績を上げるお手伝いをする』んだよ。
だから先生は単語テストを用意するし、君たちは単語テストの勉強をするねん。」
誰の仕事なん?という話です。
単語テストは受けて点数が上がるものではありません。
単語テストに向けて練習したときに単語を覚えて点数が上がるものです。
意味のないことはしなくていいと思います。
そして単語テストやるよ、と言って単語テストの準備をしないなら、別の方法を取ります。
例えば英語を2コマほど追加してもらって、その時間はひたすら単語やら表現やらを覚える時間にする、とか。
でもそんなバカバカしい話はありません。「自ら考える」ようになってもらいたいからです。
ですから今回の件で彼らが何を学んで、次の単語テストにどのような準備をしてやってくるのか。
これが塾をやっている一番の楽しみなんです。
おまけ
ちょっとイラッとしたので、準備をしてこなかった子で合格点に行かなかった子は各単語を20回ずつ書き取りという宿題を課しました。
でも「〇回書く」というのは暗記をするうえでは必ずしもよい覚え方とは言えません。
目的が「〇回書く」ことになるからです。
覚えるときは、頭に入れようと意識しながら何回か書いてみたり、その単語の形を印象付けてみたり、ローマ字読みじゃない綴りをチェックしたり、みたいなことをすれば20回も書く必要はないです。
ある意味今回の20回書き取りは罰(ばつ)です。
罰を与えるという方法も好きではありません。
でも今回のことを印象に残すことと覚える一助になればというのも込めてこんなことをやってみました。